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Aha Toro

 

AHA TORO


TORO(トロ)とは、勇猛で辛抱強く、また優れた決断力のある雄牛のこと。彼らは果てしなく広がる青く瑞々しいアガベ畑をまるで領主のように歩いていく。彼らの粋と伝統が、その不老不死の妙薬に己の命を捧げる覚悟をさせていた。

TOROの眠る事なき魂とその黒光る毛皮が、孤独な夜の静寂を分かち合う青い大地と混ざり合う。そして夜の終わりには、刈り取られたばかりのアガベが横たわる小屋へと走り去って行く。

彼は初めて忍び込む事に成功する。TOROはテキーラの魂とでも言おうご馳走をむさぼる。まるで神がその犠牲を、その土地に引き続き繁栄をもたらすことを認めたかのように。

直後、労働者達はTOROにとっての快楽、彼らにとっての冒涜を止めさせるために番を張る。夜ごと、大きな声が響き渡る。「Aha, TORO! 雄牛ども!向こうへ行け!アーハ!トロ!」

その後、柵が作られ、TORO達は小屋へ忍び込む事が出来なくなった。けれど、赤土の大地からの恵みである青い宝石への愛は尽きる事がない。毎夜、彼らは柵を抜け出し、神が作られたイバラの蜜、私達のテキーラの魂を守っている。 そうして、私達のAHA TOROは生まれたのです

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